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【すぐに効果が出る!】地方だからこそ有効なWEBマーケティング厳選3種

こんにちは。「田舎で生き残る!小規模事業者のためのお金をかけないWEBマーケティング入門」管理人の82chisaです。

地方でがんばる事業者のみなさんが売上を伸ばすために「WEBマーケティングを取り入れてみたい」と前向きに考えてみても、相談できる人も知識を学ぶ場所もほとんど無いのが現状ですよね。どうしても、こうしたサービスや教育機会は都市部に集中してしまって、なかなか情報を得るのが難しいと思います。

それでもなんとか売上につなげたいと、インスタグラムやFacebookのアカウントを開設したり、努力して費用を捻出し、ホームページを開設したりしているかもしれません。

それでも、

・あまり見られていない
・日々の更新が大変でほったらかしになってしまう
・自分の他にやってもらえるスタッフがいない

など、続けるのに苦労していたり、なかなか効果を感じられずに苦痛な業務になってしまっているかもしれません。

でも今、地方の事業者さんこそ、WEBマーケティングを取り入れるメリットがあると改めてお伝えしたいと思います。正しい方法を学んで実践すれば、都市部よりもよっぽど効果を出しやすいのが地方のWEBマーケティングなのです。

この記事では、地方でこそWEBマーケティングでの効果が出しやすい理由と、今からできるWEBマーケティング施策の種類について解説します。

地方のWEBマーケティング実は難しくない

地方でのWEBマーケティングは、きちんと取り組めばすぐに効果が出ます。最初にその理由をお伝えします。

理由①:やっているところがほとんど無い

実は、地方でWEBマーケティング施策をきちんと行っている事業者はかなり少数派です。そもそもサービスを提供する会社が少なかったり、知識を得る機会がなかったり、日々の業務に追われてあまり考えていなかったりする人が多いからです。

東京などの大都市は当然、競合が多いので、競争に勝つために多くの事業者がWebマーケティングを取り入れてしのぎを削っていますが、地方では上記のような事情で、取り入れているところは少数です。つまり、ライバルが少ないということです。

お客さまが自分が住む地域の近くにあるお店やサービスを探す場合、または旅先でお店を探す場合などは、Google MapやSNSを使い、「地域名+サービスの種類」で検索する場合がほとんどです。それであれば、Googeの自然検索で大手企業に対抗する必要は無く、Google MapやSNSで上位に表示されることと、そこに掲載されている情報が充実していることが重要になります。全国レベルで戦うのは難しいですが、地域の中で戦うのはそもそも競合の数が減り、さらに、競合の中できちんとこうした対策をしている人はほとんどいないため、効果を出しやすいのです。

他の人がやっていないからこそ、きちんと取り組めば効果をあげやすいのが地方のWEBマーケティングです。

理由②:お客さまが価値に飢えている

地方に住んでいる人は大都市に比べて選択肢が少ないため、新しい商品やサービスに敏感です。スーパーでしかパンが買えなかった町におしゃれなパン屋さんができると、突然ものすごい行列ができて、「この町ってこんなに人いたっけ?」と思うほどの盛況ぶりになることがあります。それだけ、価値に飢えているのです。「ある」とわかれば買いたくなる潜在的なニーズは地方にフツフツと眠っています。

ただし、大手のチェーン店で買えるもので勝負しても勝てないので、地域の中で他には無いポジションを狙う必要はあります。あなたやあなたのお店からでなくては買えない価値がきっとある(作れる)はずですので、それを見つけて発信していきましょう。

また、有名人に紹介されたり、バラエティ番組で紹介された地方の商品がものすごく売れるという現象を、あなたも見たことがあると思います。それくらい、ローカルの良い商品は、都会の人からも需要があるんですよね。地方の人口が減ることで、そうした名物商品を提供できる事業者が減っているとも言えるので、あなたの商品やサービスが「こんなの欲しかった」「こんなのあったんだ」と思ってもらえるポジションを取れれば、あっという間に人気が出るかもしれません。

理由③:工夫すれば費用がほとんどかからない

ひと昔前は、Webサイトの制作費や顧客管理ツールの利用料など、WEBで行う施策にはとてもお金がかかりました。でも今は、無料で使えたり、数百円〜数千円の予算で取り入れることができるサービスもたくさんあります。テンプレート化されたものに自社の情報を当てはめればコンテンツを作れるものや、さまざまな数字を検証して施策の効果測定ができる分析ツールも無料で使えて、自社メディアを運用するハードルは飛躍的に下がっています。また、広告も、以前のように「数を多く出す」ことを目的としたものではなく、対象者や地域をかなり細かく設定して出稿することができるので、それほど費用をかけずに自分が届けるべき人だけに広告を出すことが可能なのです。

地方の小規模事業では利益率が高くなく、広告や宣伝に費用をかけることが難しい場合も多いと思いますが、そのような人でも利用できる便利なサービスがどんどん増えて、進化しています。取り入れるべき施策を絞って上手に取り入れることで、費用をほとんどかけずに効果を上げることができるのです。

地方だからこそ取り入れたいWEBマーケティング厳選3種

ひとくちにWEBマーケティングと言っても、さまざまな種類の施策があります。ここでは、

そうは言っても、何から始めればいいの?

と思っているみなさんに、地方の小規模事業者のみなさんに特におすすめの施策について、厳選してご紹介します。

①SNSを活用したコンテンツマーケティング

「コンテンツマーケティング」とは、ターゲットとなる人に価値のあるコンテンツを発信することでお店やSNSのファンを増やし、商品やサービスを購入してもらう確率を高めていく手法です。

すでにインスタグラムやXのアカウントを開設している人も多いかもしれませんが、ただなんとなく発信するだけではなく、戦略を決めて発信していくことが重要です。

瞬発的な効果を狙うというよりは、中長期で時間をかけて見込み客を増やし、お客様との関係性を深めていく方法なので、そういう意味では少し手間はかかりますが、これがうまくいくとお客様と長く良い関係を築くことができ、集客の労力が減るので、地方の小規模事業者のみなさんにはとてもオススメの方法です。

これまではニュースレターやダイレクトメールで行われてきた手法ですが、WEBであれば費用を抑えられて、より多数の人に見てもらうことができます。最新情報をすぐに載せたり、お客さまと直接コミュニケーションをすることができるのも魅力です。

また、お店のファン同士がSNS上でお互いの存在を感じたりつながり合ったりすることもできるので、あなたのお店やサービスのファンコミュニティを作って継続的な販売促進につなげることもできます。

SNSを活用したコンテンツマーケティングについてもっと知りたい方はこちら!
【企業やお店の上手なSNS活用法】コンテンツマーケティングでがっちりファンを増やそう

②ローカルSEO(MEO)

飲食店や美容室など、店舗を持っている方は、ローカルSEO(MEO)に積極的に取り組みましょう。

「SEO」は、Googleの検索結果の上位に自社サイトを表示させる施策ですが、需要の大きい検索キーワードで上位を取るのは至難の業で、そのようなことを狙おうと思うと専門の業者に依頼して費用が大きくかかりますし、たとえそれで上位に表示されたとしても、そもそも見た人にとって来られる距離ではなかったり、お客さまのニーズの大きさに対して提供できる数量が少なく、ガッカリさせてしまうようなことが起こりえますよね。多くの人に見られる可能性があるからといって、必ずしもGoogleの上位に表示される必要は無いのです。

ローカルSEO(MEO)とは 「仙台 ラーメン」「石巻 美容室」のように「地名+サービス内容」で検索した際に、Googleの検索結果やGoogle Mapで自社の情報を上位表示させるための施策で、別名MEO(Map Engine Optimization)とも呼ばれています。

とにかくお店の露出が増えればいいわけではなく、自社の商品やサービスの情報を届けるべき人に届けることが重要なのです。

ローカルSEO(MEO)なら上位表示の難度が高くなく、費用や手間が少なくて済み、ターゲットユーザーの目に止まりやすくなるので、ぜひ取り入れるべき施策です。

MEO対策は自分で行うことができます。詳しい手順はこちら!
【Google Mapで上位に表示される!】MEO対策を自分でする方法

③ターゲットを絞ったデジタル広告

以前であれば、地方の広告は新聞の折込広告が中心でした。でも、新聞を読んでいる人は減ってしまい、チラシもデジタルで配信するサービスが出てきています。また、広告ではなく、地方紙の記事や地方ラジオ・テレビ局で取り上げてもらうということも今も行われていますが、これらは共通して、多くの人に同じ情報を届けるものです。

こうしたいわゆるマスメディアでの宣伝は、多くの人に届ける力はあっても、ターゲット以外にも届けているので効率が悪く、効果が測りづらかったり、その時だけの瞬発力はあっても効果が長続きしなかったりします。

地方の小規模事業者の場合、広告を届けるべき範囲はある程度絞られるので、ターゲットを絞った広告運用をすることで、大きな予算をかけずに届けたい人だけに効率良く広告を届けけることができます。google、Facebook、Instagramなど、費用も期間も出稿範囲も、かなり細かく設定できるようになっているので、ぜひ少額から挑戦してみましょう。

的確な施策を取り入れて効率よく効果をあげよう

以上のように、地方のWEBマーケティングはライバルが少なく、目的を絞って取り入れれば少ない費用で効率的に効果を上げることができます。あなたの大切な事業をまだ見ぬお客さまに届け、成長と持続可能性を高めるため、積極的に取り入れていきましょう!

地方でWEBマーケティングに取り組むとき、最初に知っておきたい5つのポイントについてはこちら!
【小規模事業者のWEBマーケティング】最初に押さえるべき5つのポイント