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【小規模事業者のWEBマーケティング】最初に押さえるべき5つのポイント

自分のビジネスは規模が小さいので広告を出すなんて無理。
インスタはとりあえずやってるけど、自己流でよくわかってない。

そんな小規模事業者さんこそ、WEBマーケティングについて学びましょう!
ちょっと勉強するだけで、何を改善すればいいのかが見えてきます。

「こうすればいいですよ」

と早速お伝えしたいところですが、ちょっとだけ待って!

簡単に始められるツールが揃っている現代ですが、始める前に頭に入れてほしいポイントがあります。基本を外すと努力が無駄になりかねないので、ここはしっかり覚えてくださいね。

この記事では、小規模事業者さんがWEBマーケティングを取り入れる時、最初に理解しておくべき5つのポイントを解説しています。

ソーシャルメディアを活用する

まずはこれです!

Facebook、Instagram、X(旧Twitter)などのソーシャルメディアは、みなさんご存知の通り、基本的に無料で使えて、ユーザー数も多く、小規模事業者のWEBマーケティングにはマストです。コストを抑えつつ効果的にプロモーションをすることができるので、戦略の中心になります。
それぞれのメディアの特徴を押さえて、自分に最適なものを選びましょう。

令和5年度に総務省情報通信研究所が出した統計を見ると、以下のようになっています。

  • LINE、Youtubeは年齢に関係なく日本人のほとんどが利用している
  • X(旧Twitter)は全体で45.3%、20代では約80%が利用している
  • Facebookは30代以上の利用率が高い
  • Instagramは10代から50代まで幅広く利用。女性の利用率が高い
  • TikTokは10代、20代の利用率が高い

特徴を理解して、あなたの事業で使うものを決めていきましょう。

🔽さらに詳しい各SNSの特徴についてはこちら


【利用率データ引用】
令和4年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>

探している人にしか情報は届かないと理解する

私たちはインターネットをどうやって使っているか?
日々、検索していますよね。

欲しい情報、見つけたい答えにたどりつけそうな言葉をGoogleやYahoo!の検索窓、あるいはSNSで検索することで、自分に必要な情報を得ています。

ですから、あなたの商品やサービスを必要としている人が
検索をしたとき、確実にその人の目に触れるようにする必要があります。

どんなに良い商品やサービスを持っていたとしても、必要としている人に出会ってもらえなければその価値が伝わることはありません。

検索結果の上位に表示されるように対策することをSEO(検索エンジン最適化)といいます

SEOとはつまり、

検索結果に自社のページやサービスが表示されるようにする

ということで、お客さまが検索するキーワードは何か?から出発します。
これを意識しないでただ情報を発信しても、届くべき人に届いていないのです。

良いコンテンツを、続けられる方法で

欲しい情報を検索したお客さまが、あなたのWEBサイトやSNSアカウントにやってきてくれたとします。でもそこに載っている情報がイマイチだったら、お客さまは他に行ってしまいますよね。

良いコンテンツとは、あなたのお客様の心に届くコンテンツです。

心に届くコンテンツを作るには、

あなたのお客様が何を解決しようとしているのか理解し、
わかりやすく魅力ある情報を提供し、
他の人ではなくあなたを選んでもらう理由を作る

そういうコンテンツとは何なのか、しっかり考えましょう。

そしてそれを発信し続けることも重要です。

あなたはとても忙しいので、この「発信し続ける」が難しいですよね。
ここはちょっとひと工夫必要で、「どうすれば続けられるものになるか」をしっかり考える必要があります。

私は以前、8年間に渡って月1回のフリーペーパーを発行していたことがあります。
それだけ続けていたことを「すごいね」と褒めらるのですが、始める時に、どのような作り方をすれば毎月続けられるかをしっかり考えたことで、無理なく作り続けることができました。

最初にこの2点をしっかり考えておかないと、続けるのが苦しいだけの運用になったり、発信が続かなくなってしまうので、注意しましょう。

お客様に届くコンテンツ内容と、続けられる方法を、最初にしっかり考える

お客さまといい関係を築く


このことを、マーケティング用語でエンゲージメントを高めるといいます。

「エンゲージメント」は英語で「約束」「契約」「婚約」などの意味ですが、マーケティングではお客さまとの信頼関係や親密さのことです。

便利でセンスのいい商品やサービスは今やそこらじゅうに溢れていて、努力して良いものを作っても機能的にはほかと似たり寄ったりになりがちです。こうした中で自分の商品やサービスを継続的に選んでもらうためには、お客さまとの「良い関係」を築くことが重要ですよね。

そのためには、日々のコメントのやり取りや、投稿のシェアやメンションなど、積極的にお客様と交流するようにしましょう。
そしてそういうお客さまが増えてきたら、クイズや投票、ゲームやプレゼント企画など、さらに参加したくなるような仕掛けをするのも有効です。

もしかしたらこれまでにも「感謝祭」や「○周年記念」などの企画をされたことがあるかもしれませんね。
そうやってリアルでお客さまとのつながりを作ろうとするのと、意味合いは同じです。

WEB上でも、お客さまとの関係を深めていきましょう。

お客様とコミュニケーションして、良い関係を築く

データをちゃんと見る

これまでの4つは、なんとなく意識したことがあったかもしれません。
でも、データ、見たことなくないですか?
あるいは、ちょっと眺めるだけで、放置していませんか?

もったいないです!

小規模事業者がWEBマーケティングを活用する最大の利点の一つが、数字で成果を測れることなんです。

資源が限られている小規模事業者にとって、やったことの費用対効果、時間対効果を確認できるということはとても重要です。思うような効果が上がっていなかったら修正ポイントを見つけて修正することで、WEBマーケティングの効果を最大化することができます。
(効果を測るには、適切な目標の設定も重要になります)

データ分析には、各プラットフォームに備えられているツールや、その他の分析ツールが利用できます。
Twitterには「Twitterアナリティクス」、Instagramには「Instagram Insights」、Facebookには「Facebookインサイト」という公式の分析ツールがもともとついていますし、Google Analyticsも無料で使用できます。
さらに高度な分析をしたり、複数プラットフォームを一元管理できるようなその他の分析ツールもあるので、段階に応じて、うまく活用していきましょう。

無料の分析ツールで効果を確認する

5つのポイントをおさえて、WEBマーケティングを始めよう


さあ、5つのポイントを押さえました!
いよいよ、あなただけの戦略を練ってWEBマーケティングをスタートしましょう。